
新宿御苑は月曜休みである。2026年11月1日から15日だけ、違う。菊花壇展はその15日間、日本庭園にある。開園は9時から16時30分。最終入園は16時。それ以降、門は相手にしない。
環境省が10月6日に令和8年の日程を出した。国民公園協会は9月24日に同じ期間を出している。どちらも入園料は通常どおりと書く。一般500円。65歳以上と高校生以上の学生は250円。中学生以下は無料。手帳を出せば本人と介助者1名は無料。花壇に別料金はない。
上家7棟であって、切り花の会場ではない
室内の花瓶展ではない。庭師が木や竹の上家を立て、菊を7つの定型に仕立てる。露地花壇が2か所ある。環境省は順路どおりに歩けと書く。黄色い塊を適当に見るための配置ではない。
国民公園より古い。1878年、宮内省が赤坂の仮皇居で菊花拝観を開いた。のちに観菊会となり、外国使臣も招いた。1929年から会場は新宿御苑。1937年から1948年は戦争で止まった。1949年に一般開放されてからも、花壇は残った。500円の門の奥にあるのは、皇室の仕立てである。
協会が7つの花壇に名前を付けている。意図した順なら、順路どおり。
- 懸崖作り。 一株を竹の骨に這わせ、野菊が崖から垂れる形。上家の前に水が引いてある。
- 伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊。 古典菊3種が一つの上家。花びらは縮れる、盛る、立ち上がる。
- 大作り。 御苑独自。接ぎ木せず一株を一年以上かけ、数百輪を半円に。いちばん大きな上家。
- 江戸菊。 開花後も花びらと色が変わる。展示中に進むよう南向き。
- 一文字菊・管物菊。 16枚前後の一重と、管状の花びら。環境省の数えで26品種194株。
- 肥後菊。 いちばん小さい。花びらのすき間、黒土の苔。熊本の武家趣味で、色の塊ではない。
- 大菊。 黄・白・紅の順の手綱植え。39品種311株。
無料の解説は新宿門の外側から
菊花壇解説展に入園料は要らない。10月27日から11月15日、新宿門の外側、インフォメーションセンター1階のアートギャラリー。協会も省も無料と書く。20分しかないなら、500円を払う前に7つの形をここで覚える。
菊班の仕事展は9月15日から11月15日、サービスセンター。こちらは園内なので入園料がかかる。
16時は目安ではない
冬時間に入っている。最終入園16時、閉園16時30分。御苑を夕暮れまで歩ける公園だと思っている人は今もいる。歩けない。菊の2週間は時計を伸ばさない。月曜休みを消すだけである。全周するなら15時より前に中へ。最後の上家は券売機の隣ではない。
花壇が下りたあと、11月16日は月曜休園に戻る。第38回洋らん展は11月17日から23日。両方見るなら入場は2回、間に休みが1日。11月7日と8日を静かな菊の朝だと思わないこと。環境省の暦は同日にGTFグリーンチャレンジデーを載せ、8日は早朝開園。菊の順路は16時で終わる。
日程と7つの形はイベントページ。名前が要るなら環境省のパンフレット。新宿門は新宿御苑前駅。千駄ケ谷門は千駄ケ谷駅。園内に駐車場はない。
案内
- 日時: 2026年11月1日~15日、期間中無休
- 時間: 9:00~16:30、最終入園16:00
- 会場: 新宿御苑 日本庭園(新宿区内藤町11)
- 最寄駅: 新宿門は新宿御苑前(丸ノ内線)、千駄ケ谷門は千駄ケ谷
- 料金: 一般500円、65歳以上・学生250円、中学生以下無料
- 公式: 環境省 報道発表



